毎年11月になると悲しい思い出が蘇ります。
7年前の11月初めに父は末期癌で年を越せるかどうかの状態と診断されました
現実感がなくてそれからどのように過ごしたのかあまり覚えていません
それまで在宅でしたが、年明け4日に本人が
あと少しなら個室に入院したいと言いましたが
病室が空いていないとのことでした
亡くなる前日の訪問介護で血中酸素が70%と言われても無知でそれが何を意味するのか知りませんでした。
危ないということは知らなくて
明日の為にと私は早く寝なきゃと思っていました
その時にちゃんと説明してほしかったです
翌朝に病院から部屋が空いたので入院できると連絡がきて
午後からの入院予定で介護タクシーも予約していました
でも昼頃に急に苦しそうな状態になり
高齢の母と2人でおろおろしていました
聴こえが不自由で電話もできない私と高齢の母
とても不安な中で父は亡くなってしまいました
目の前で亡くなる瞬間を目の当たりにして悔やむことばかりです
これから寒さと共にその記憶が蘇り
辛い季節がやってきました
でももう終わったこと
そう自分に言い聞かせてこの時期を乗り切りたいと思います
